2019年がいつものように終わって2020年の新年をいつものように祝い、いつものようにバレンタインデーを迎えた頃・・・。
にわかに騒がれ始めた新型コロナウイルスで、私たちの生活は一変してしまった。
あれから早くも半年強。
大きく人生変わった人もあれば、これから人生変わる可能性のある人も。
そんなコロナ禍で変化した我が家の生活の暴露と、これからの人生設計はどう考えるべきかを、今日はブログにまとめてみました。あなたのご参考になれば幸いです。
コロナで人生変わった人、変わる人
この新型コロナウイルスの影響で、多くの方が人生変わったと思います。
もちろん、我が家も。
なんだかんだと楽しく暮らしてきた家族ですが、どことなくブルーな空気が漂っています。
まだ、仕事に先が見えないほどの大きな影響はないので、生活がガラリと変わったわけではない。
けれどこの先、いい方向だけに進むとも考えにくいです。
それに、我が家の子供はまだ学生。
例にもれず、学生生活には大きな支障がでています。
コロナで負の影響を被った方々とは逆に、これまで注目されなかった一般人がテレビで脚光を浴びるケースもあれば、ヒット商品をたたき出した企業があるのも事実。
新型コロナウイルスは、世界中のさまざまな人の暮らしを、良くも悪くも変えてしまいました。
そして多分、たとえ新型コロナウイルスがこの世から消えて無くなったとしても、今までと同じような生活は送れない。
世界レベルでは経済大国同士の衝突が暗い影を落とし、日本国内においてはパッチワークのような政策の連続で、この先とても平穏に暮らせるとは思えないからです。
皮肉にも、先延ばしにされてきた働き方改革やオンライン化、地方創生などが、このコロナで一気に進みました。
この急な変化についていけない企業や学生は取り残され、これから更に業績や成績の二極化が進んで行くでしょう。
そして、それは近い将来の、さらなる所得差に確実につながっていきます。
減り続けた膨大な費用も、税金という形での回収が予想されますね。
その前に、議員の給料カットや議員数の縮小を先にやってよ!
そう思うけど、年貢を納めさせた方が早いとばかりに、何かしらの税金が徴収されるはず。
もう、次期首相の第一候補と騒がれている菅さんは、すでに消費税増税をにおわせました。
こうした負のスパイラルは、今すぐに私たちの生活に影響しなかったとしても、これから人生が変わる人が続々と出てくる・・・、そう感じている人は多いことでしょう。
ここが変わった!私のライフスタイル
少々、怒りがこみあげてきてしまったので・・・
気を取り直して、こんな展開にしてみました。
まずは、我が家の、、、いえ厳密には私の生活の、どこが変わったのかを大小さまざまに振り返ってみます。
1.毎日のお弁当作りが復活
外食で感染させないために、旦那殿のお弁当を毎日用意することに。
やっと子供のお弁当作りから少し開放されたとホッとしたのも束の間、“ガッツリ弁当”という形で、お弁当作りが復活です。
正直ここだけの話、毎朝ちょっとゲンナリ(笑)
だって、男子用っていろいろと具材が必要だから。
歳を重ねたとは言え、やっぱり食べる量は、女性と比べものにならないですから。
炭水化物をパンパンに詰めておこうかとも思うけどそうもいかず、できるだけ沢山のおかずを用意しています。
旦那殿は、お弁当がなければ無いで、文句を言う人ではないのですが。
なんだか頑張ってしまいます。
2.キッチンに住みついている
と言うことで、朝は、朝食作りにお弁当作り。
そして、自宅学習をしている子供がいるので、自分の分だけなら適当なところを、お昼も省略できずにランチを用意。
ここに夕食が加わって、なんだか1日4食を作っている気分です。
少し凝った夕食を用意しようと頑張っていたある日、気づけば私って一日中キッチンに立ってない?と思った日も。
今さらながら、家事って本当に重労働ですよね。
まずはこの食事作りが、私の生活で大きく変わったことかも。
このご時世に、しっかりご飯が食べられることは幸せなことではあるのですが・・・。
3.ペットと植物のお手入れ時間が激増
つい癒しを求めて、植物を増やしてしまう自分自身が悪いのですが・・・。
気づけばコロナ禍前の、倍以上の数にプランターが増えていました。
私は、もともとガーデニング好き。
けれど、あまりに増えてしまっていたので、去年の夏頃までに鉢を整理して、数を減らしていたのです。
それなのに・・・
リビングに増え、食卓に増え、
あー、なぜか玄関先にも・・・。
そして同居のペット達に溢れた植物が加わり、朝のお世話だけで1時間近くを費やす有り様です。
ストレスになっているのでは、緑とは言え意味がない。
コロナ禍の生活スタイルも見えてきたわけだし、植物はまた少しずつ整理していきたいと思います。
4.オンライン会議やセミナーを初体験
これは、メリットが大きい点だと思っています。
今まで出かけるのにかかっていた時間を、すべて別のことに使えるのですから。
出かけるとなると、それなりに気合の入った支度になってしまうけど、オンライン配信なら、そんなに丁寧にやる必要なし。
むしろ、メイクはバッチリ、下はパジャマ・・・でも良いのです。
身支度と現地までの往復を考えると、かなりの時間を節約できますね。
それに、混雑した電車を避けられることは、精神面でもとても助かります。
コロナに勝つ人生設計3つの見直しポイント
50代にもなると、それなりに人生設計ができ上っている方が多いと思います。
または、そろそろ定年後を見越した人生のプランをザックリとイメージしているとか。
人生なりゆきな私ですが、それなりに私にもやりたい事はあり、目標を見据えてここまできました。
けれど今、思いっきりそのゴールの手前で躓いています。
このまま流されるように生きていくか、急いで人生設計を見直すか?
↓ ↓ ↓
もちろん、人生設計の見直し!
子供もまだ学生ですし、当然考え直さなければいけない時期だと判断しました。
そこで、我が家の3つの人生設計見直しポイントを挙げてみました。
1.費用の再配分
費用には、生活費、臨時費、貯蓄費、資産運用費など、一般的にいろいろとあります。
我が家では、これらの費用の配分を、もう一度考え直す必要があるかと。
もう老後資金もしっかり用意しておかなければいけない時期なのに、まだまだ我が家には暗い影が。
それに、何かと急な出費が必要となった、今回の新型コロナ騒動。
すぐに現金化できないタイプの資金が、資産全体の割合を大きく占めているなら考えものですね。
まぁ、そんな大そうなことを言うほどの資金はないのですが、だからこそ今、人生初の「お金のポートフォリオ」を作ってみようと思いました。
2.定年までの人生
これまでも、老後の生き方を見据えた定年までの人生設計はできていたつもり。
けれど、今回の新型コロナ騒動で、少々順番を変える必要が出てきました。
残り10年を切って、今さらライフプランを変更するのは、かなり酷。
けれど、時間が限られてきた今だからこそ、急いで見直さなければ間に合いません。
この数年で何をやるべきか、優先順位をはっきりさせたいと思います。
3.どこで生きていくか
第3の人生(私は老後をそう呼んでいる)は、少し静かな場所で暮らしたいと思っていました。
新型コロナウイルスは皮肉にもリモートワークを推し進めたので、地方へ移住する人が増えましたね。
これは、日本全体の活力が上がるので、新型コロナウイルスによる予想外の恩恵だったとは言えそうです。
ただ、これから人生変わる可能性がある今だからこそ、どこで暮らすかはもう一度考えるべきだと思っています。
リモートワークが増える傾向にあるとは言え、ITに疎い日本社会で、この環境が後どのくらい成長していくかは分からないからです。
それに、これから国民があちこちへ移住するとしたら、自分が選んだ街がゴースト化する可能性だってあります。
ましてや、ネット環境さえあれば収入を得ることができる時代なら、日本人が日本国内で移動するとは限りません。
わが子へ伝えたいこと
まだ学生である我が家の子供は、新型コロナウイルスの影響で大打撃。
ちょうど日本での感染のピークが4月だったことも、不運です。
同じような境遇の子供たちや新社会人たちは、本当に気の毒。
もしかすると、スムーズに高校や大学に進学ができなかった学生もいるのでは?
本当なら新卒で入社できたはずが、第二新卒になる可能性があるのでは?
年齢によって様々だけど、どのステージにいても子供たちは何かしらの影響を受けています。
そして、急激に変わった生活スタイルに、健気に適応しようともしている。
人生にいろいろあった私でさえ、歴史が変わると言えるこんな非常事態を経験したことがありません。
人生の障害にぶち当たったときの、解決するための経験値が少ない中で、世の中の子供たちは本当に忍耐強く頑張っています。
それを私は尊敬するし、素直に褒めてあげたい。
そして、これだけ大変な経験は、間違いなく社会に出て役に立つことを忘れないで欲しいと思っています。
まとめ
人生はガラリと変わる事があると思って生活する必要性を、今回のコロナ問題で勉強しました。
ずっと平穏な日々が続くと信じきっていたわけではないけれど、ここまで生活スタイルが変わるとも思っていなかったから。
そして、新型コロナウイルスは、世界に劣る日本の危うさ、政治の異常さなど、日本がどれだけ世界から遅れてしまったのかを露呈しました。
けれど、人生変わったと嘆いている暇はない。子供たちを見習って、前を向くしかないですね。