もし違う人生を選んでいたら?選択ミスしたと思ったときどうする?

人生の選択ミスをしたと落ち込んだときに読み漁る本 人生

ふと気づけば、人生約50年。

なにも特化するものはなく、なんとなくここまできてしまった感があって、どこかで人生の選択ミスをしたのかなと思うこともしばしば。

 

けれど、いつでも立ち止まることはなく、つねに前に進むことができたのは、私にとって最善の、自分だけの人生観が後押ししていたのかもしれません。

 

この「私にとっての最善の人生観」は、何も私だけが特別にもっているわけではない。

いろんな人の話を聞いていると、人生観はその人それぞれに独特なものがありました。

 

では、どうやって私は私なりの最善の人生観を確立してきたのか、そもそも人生の選択ミスをしたと思ったときに、どう切り抜けてきたのか、その方法を振り返ってみました。

 

人生の選択ミスの基準って何?

そもそも、人生の選択ミスって、なんでしょうね?

 

何をもって、人生が違う方向へ進んだと思うのか、どの時点で選択ミスをしたと思うのか。

たとえば、分かりやすいのは進学や就職でしょうか?

 

多くの場合、いくつかの選択肢から、たった1つを選んでその道に進んでいかなければいけません。

けれど、選択したその道が正しかったのかは、選んだときにすぐに分かるものではないですよね。

 

時間が経ってはじめて、後悔が押し寄せてくることがほとんどです。

 

 

でも、岐路にたったときには、存分に悩んで決めたこと。

 

 

それに、そのときにその選択が正しいと思って選んだわけで、もしかして違う選択をしていたら、それこそ取り返しのつかないことになっていたかも・・・

 

選択ミスしたかなと後悔したとき、私はこんな風に思うようにしています。
そのうち、「本当にあのとき人生の選択ミスをしたのかな?」と分からなくなるほどです。

 

たしかに、落ち込んだ時は、間違った方向に進んでしまったという思いから数日間逃れられなかったことも・・・。

 

けれど、今振り返ってみると悩んだこの数日間は、人生の中でほんの一瞬。

その後にはまた、自分の身の丈にあった道に出会えてきた気がします。

 

選択ミスしたと思ったら?

1.「たられば」は考えない

とにかく、過去をいつまでも振り返りません。

「これを選んでいれば」とか「こうしていたら」と思ったところで、その時間に戻れるわけではないので。

 

それより、もし間違った方向に進んでしまったと思ったときは、今の状況をそのまま受け止めて、そこからできることを探してきました。

 

 

こう書くと、切り替えの早い人だからとか、諦めの早い人だからできると言われてしまいそうだけど、グジグジと後悔し自分を悩ませることは、敢えて振り切るようにしています。

 

2.抗わない

ミスしたことを揉み消して、なんとか別の道へ方向転換させたいと思うこともありました。

けれど、あらがえば抗うほどドツボに。

 

そんな苦い経験もあるので、あるときから無理な軌道修正はせずに、なりゆきに任せようと思うようになりました。

 

決して簡単に諦めたわけではなくて、前述とかぶるけど、今からできることを模索していったというのが本音です。

 

悩んでもミスしたことは消せない

では試してみてください。

「人生 選択ミスした 後悔」とインターネットでググったところで、あなたが欲しいと思う回答は出てきましたか?

 

 

これって不思議と、100%欲しい答えは、まず出てこないんですよね。

 

 

人生のドン底だと嘆いているときの他人の言葉は、自分を癒すには不十分なんです。

人の悩みや後悔は、その内容も度合いも置かれている環境さえも、全部違うから。

 

極端な話、選びに選んで就職した先がひどく環境の悪い職場で、自分は地獄だと思っていても、同僚は「いや、まだこの仕事で頑張れる!」と思っているパターンだって珍しくないからです。

 

 

ただ、いくつものネット記事や著名人の本を読み漁っていると、徐々に共感できるものに出会い始めます。

かなり時間がかかることもあれば、わりとアッサリと出会えることも。

 

人生の選択ミスをしたと落ち込んだときに読み漁る本

 

そんなとき、選択を誤って後悔したそのできごとを、人生経験の一つにできたと私は思ってます。

私の場合は、何かを読むことで気持ちを切り替えることが多いのですが、その手段は人それぞれ。

 

友人と食事に行くのもいいし、とにかく旅して回っていろんな人に出会うのもいいし。

 

もしかすると、中には黙々と自分に向き合うことで、気持ちを切り替えるのが上手な人もいるかもしれないですね。

 

 

人生の過ちはどんなに後悔しても消せないけれど、「人生経験の一つ」という違う形に変えることはできると思ってます。

 

私が日本人の人生観に馴染めないワケ

中には、いつどんなときでも、人生を踏み外してばっかりだと悩んでいる人がいます。

選択ミスで人生が全部変わっちゃって・・・と。

 

では、そのミスしなかった人生とは何でしょうか?

 

 

高等卒業 → 大学進学 → 一流企業へ就職 → 結婚

 

 

これが、正しかった人生なのでしょうか。

では

 

 

高校中退 → 零細企業へ就職 → めちゃくちゃ努力して企業のトップ → 複数の企業の役員

 

 

というコースはどうでしょうか?

最近では

 

 

中学校卒業 → 何年もフリーター

→ YOUTUBER(ユーチューバー) → 世界中からオファー

 

 

っていうのもあります。

それに

 

 

高校卒業 → 結婚 → 離婚 → でも大好きな子供に囲まれた生活

 

 

という人生もあります。

どれが人生の選択ミスで、どれが正しいのでしょうか?

 

 

あなたが選択ミスしたと思う人生は、どのようなパターンと比較していますか?

 

 

思うに、一般的な人生のレールだとされているところから外れると、それが人生の選択ミスだと思ってしまうのかもしれませんね。

 

けれど、日本人が全員同じ方向を目指すことを美徳としてきたことに、あなたも囚われてしまっているのかも。

そこから脱線したら、それは人生の選択ミスだと。

 

でも、たくさんの人と出会って、人生の経験談を聞いていると、誰一人として同じ道を歩んでいないことが分かるんですよね。

 

人生の選択に迷ったときには旅に出るのも一つ

 

 

最善の人生観は選択ミスの積み重ねから

だから、正しい人生観なんて人それぞれ。

個人一人ひとりが違っていて当たり前なんですね。

 

「失敗をした分だけ成長したと思え」という言葉をよく聞きますが、その通りだと思います。

取り返しのつかない大きな過ちもあるけど、その後悔の数だけ自分の経験が増えて、自分にとって最善の人生観が確立されていくのだと。

 

そう気づき始めたとき、ちょっとだけ楽に生きられるようになりました。

 

まとめ

どんなに楽しい話題ばかり提供できる人でも、いつもSNSで幸せオーラをぶちまけている人でも、人には言えない悩みはあるはず。

 

ときには、「え?私、悩んだことないよ?」と言う珍しい人に出会うこともあるけど、その人のマインドを観察していると、実は上手に悩みと付き合っていたり。

 

こんな私も、これまで「今が人生のドン底・・」という思いにかられたことは度々。

立ち直るのに時間がかかっても、いつかは気持ちを切り替えられてきたので、この先もきっと乗り切っていけると思っています。
 

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